お腹から声を出す方法とは？カラオケでも話し方にも役に立つ腹式発声のやり方

お腹から声を出すって、どうやって出すの？　そもそもどういうこと？

そんな疑問に、プロのボイストレーナーがお答えします！

①「お腹から声を出す」の意味
②お腹から声を出すメリット
③お腹から声の出し方

このような記事の流れになっています。
好きな場所から読んでいただいてかまいませんが、順に読むことをオススメします。

「今までできなかったことが、できるようになった！」
そう言ってくれる仲間の一人に、あなたもぜひなってください！

お腹から声を出す方法とは？　意味解説

最初に断っておきますが、お腹から声なんて出ません。これは比喩です。

「お腹から声を出すイメージで、声帯から声を出す」が正しい伝え方です。

息を吸うときに、胸ではなくもっと下のお腹が膨らむのが腹式呼吸です。

逆に、私たちが普段話すときの呼吸法は、胸が膨らむ胸式呼吸法がほとんどです。

腹式呼吸法を用いた発声が、腹式発声となります。

土台となる腹式呼吸のやり方については、下記を参考にしてください。

お腹から声を出す腹式発声のメリット・特徴

お腹から声を出す腹式発声ができるようになると、下記のようなメリットがあります。

お腹から声の出し方｜練習方法・コツ・ポイントまとめ

上記の動画でわかりやすく解説しています。

ぜひとも参考にしてみてください。

コツ１．良い姿勢を心掛ける

姿勢がゆがんでいると、空気の通り道が阻害されたり、肺がお腹周りに押し下げることを邪魔するため、腹式発声をする際の妨げとなります。

吸った息がお腹周りに溜まるようにイメージしてみて、空気の流れる進路をつかみましょう。

また猫背は肺を圧迫するため呼吸が浅くなり、ビジュアルだけでなく健康面からもおすすめできない姿勢です。

鏡やスマホの撮影機能を使って、自分の姿を客観的に確認してみましょう。

コツ２．肺に溜まった空気を吐き切った後に力を抜く

息を吸うのではなく、一度限界まで吐きましょう。

本当にもうこれ以上は吐けない、というギリギリまで空気を吐き出します。

そうしたあと、その状態で一気に力を抜きましょう。

すると、自動的に空気がお腹まで入っていきます。

コツ３．横になり、お腹に手を当てる

横になると、立っているときよりも肺に空気が溜まっていく感覚がより顕著にわかります。

さらに手を当てることで、触覚的にもお腹が膨らんでいく感覚がわかります。

この状態で、まずは腹式呼吸をマスターしましょう。そして息を吐くと同時に、声を乗せられるようにしていきましょう。

まとめ

「お腹から声を出す」の意味は、腹式発声法のことでした。

声はどんな人でもかならず声帯からしか出ません。

そして腹式発声のコツは、下記の３つです。

ですが、歌がうまくなりたいのであればボイストレーニングに通うことが一番です。

プロのボイストレーナーに指導してもらえれば、自分でも気づかなかった欠点なども指摘してくれるため、100%以上のパフォーマンスが見込めます。

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