――そう思っているあなたの悩みを解決するのが、この記事です。
発声の土台となるブレスの使い方や力みの取り方を養える、タングトリル。
似た効果を持つリップロールとともに、今後のあらゆる発声・歌唱に非常に役立つ技術のため、この記事を読んでマスターしちゃいましょう!
①原理解説 & 参考動画
②マスターする利点
③練習方法とコツ
④うまくできない人が陥りがちな罠
このような記事の流れになっています。
好きな場所から読んでいただいてかまいませんが、順に読むことをオススメします。

「この世で一番わかりやすい音楽メディア」がコンセプトです
「今までできなかったことが、できるようになった!」
そう言ってくれる仲間の一人に、あなたもぜひなってください!
タングトリルとは?
タングトリルとは、前歯の奥の軟口蓋に丸めた舌の先端を置き、息を当てることでブルブルと舌全体を震わせる練習方法のこと。
いろいろな効果がありますが、「息の効果的な使い方」や「余計な力みの抜き方」を会得するのに特に効果的です。
タングトリルを日頃から行っているか行っていないかによって、その先の発声練習の習熟度に大きな差異が見られます。

タングトリルの説明をもっと簡単に言うと?

「巻き舌」を震わせること!
タングトリルの難易度・難しさ
とてもカンタン。
そもそもがもっと上級の発声法を習得する際の準備運動や発声全体の基礎練習にあたるため、習得自体はそれほど難しくありません。
約30秒
タングトリルを鍛えることで得られる効果・メリット
先に少し解説しましたが、もう一度詳細にまとめます。タングトリルは、あらゆる発声において重要な「適切な息の使い方」や「力みの抜き方」を体得するために、たいへん効果的な技術です。
喉への負担もほぼなく、変な力みグセなども修正が可能ですので、定期的に行うよう心がけましょう。
例えるならばスポーツにおける柔軟体操みたいなものです。
- ☆唇や表情筋のリラックスした感覚が養われ、余計な力みが取れる
- ☆適切なブレスの使い方の感覚が養われる
- 音程を正しく取るためのトレーニングになる
- 喉を開くトレーニングになる
- 滑舌が良くなる

「リップロール」とほぼ同様の効果がありますが、刺激される部位に違いあります。どちらも定期的に行いましょう。
タングトリルの練習方法・コツ・ポイントまとめ
- ☆余計な力を入れない
- タングトリルの始めから終わりまで、呼気の量を一定に保つ
タングトリルの出し方がわからない人・忘れた人はこちらの動画も
タングトリルが続かない!全然できない原因
タングトリルがうまくできない人は、主に下記の原因であることがほとんどです。