――そう思っているあなたの悩みを解決するのが、この記事です。
いまいち実態のつかめない歌の表現力。解説している文献もあまりなく、あったとしてもどれも具体性に欠けるものばかりですよね。
この記事では、これまで謎に包まれていた表現力の本質にプロが迫ります。
また、「本物の表現力」のほかに、「カラオケ採点での表現力」も同時に解説します。
①カラオケ採点での表現力を上げる方法
②本物の歌の表現力のためのテクニック
このような記事の流れになっています。
好きな場所から読んでいただいてかまいませんが、順に読むことをオススメします。
「この世で一番わかりやすい音楽メディア」がコンセプトです
「今までできなかったことが、できるようになった!」
そう言ってくれる仲間の一人に、あなたもぜひなってください!
カラオケ採点での表現力を上げる方法
……実は、カラオケの採点で高得点を獲るためのコツは、カラオケ採点機器を出してる会社の公式サイトにすべて書かれています。
(参考:https://clubdam.info/static/advice.html)
ここでは、その中から大事なものを抜粋して紹介します。
抑揚が「表現力」点数の9割
カラオケで表現力を上げたいなら、抑揚を重点的に意識しましょう。
表現力は、なんと抑揚だけで9割を占めています。
抑揚の付け方は↓の記事にて詳しく書いていますので、お読みください。
「抑揚はメロは小さく、サビは大きく」は大嘘
カラオケ採点機器の公式が否定していますし、歌全体を見た真の表現力を考えてもやはり間違いです。
カラオケ採点で表現力を高めるには、1~6の演奏区間のそれぞれで抑揚を付ける必要があります。
つまり、もっと細かいスパンでの抑揚が大事というわけですね。
しゃくり・こぶしによる「加点」は最大でも0.5点
あなたがすでに100点近い点数を獲っていて、その上で100点を目指すのであればしゃくりやこぶしも意識すべきですが、そうでないなら必要ありません。
つまり、ほとんどの人にとって「しゃくり」や「こぶし」は意識する必要はありません。
こぶし・しゃくり・フォールはどれだけ「多く」入れても減点にならない
逆に、ボナカンでの100点(※加点ボーナスを含んで100点を獲ること)を目指すのであれば、多すぎても減点にはならないため、ガンガン入れちゃいましょう!
ちなみに「しゃくりは30回以上」「こぶしは5回以上」で表現力100点が取れます。
フォールは0回でも影響ありません。
※すべて公式による回答です。
本物の歌の表現力のためのテクニック
歌うことに精一杯にならないだけの歌唱力を持つ
なにげに一番重要な部分がここです。
ほかのテクニックを知識として得たところで、それを使いこなせなければまるで意味がありません。
「曲に歌わされている状態」と言えばいいでしょうか。
余裕を持って歌える実力を付けましょう。あらゆる面で、それが最良の方法となります。
抑揚をしっかりとつける
なんだかんだ本物の表現力においても抑揚は大事です。
ですが、「抑揚は音の大小だけではない」ことに注意してください。
特に、声色の変化で抑揚を付けることがアマチュアのほとんどの方の意識から抜けているため、一つ抜きん出るチャンスです。
本物の抑揚の付け方は↓の記事にて詳しく書いていますので、お読みください。
言葉の区切れをしっかりとメリハリ付ける
こちらは独学で歌を上達させてきた方に多い悪癖なのですが、語句の区切れ区切れを間延びしてしまっている傾向があります。
プロの歌手を意識してよく聞いてみると、実のところ意外と「止め」をはっきりとさせています。
これに気づかなかった人は、意外と基礎がおろそかになっているため、ちゃんとしたボイストレーナーに教わるだけでグンと伸びます。
表情を意識する
人の心と体はかなり密接な関係にあります。その特性を、歌でも活用しましょう。
歌で感情表現をするのはなかなか難しいと思いますが、その際にコツとして表情を作るようにすると、自然と歌にも感情が乗せられるようになります。
身振り手振りも手を抜かない
表情を意識するのと同様に、身振り手振りでも表現しましょう。
歌だけで曲の表現をするよりも、体全体で曲を表現したほうが、結果として歌の表現力も遙かに高まります。
歌のなかで抑えるべきところ、盛り上げるべきところをチェックする
歌いながらライブ的に表現しようとするのではなく、事前に抑えるべきところ、盛り上げるべきところをチェックしておきましょう。
簡単に言えば予習です。
ノイジーブレス・サイレントブレスなど呼吸での表現も忘れない
独学で歌を上達させてきた方が特に盲点になりがちなのが、呼吸。
例えば激情を表現するために、あえて音の大きいブレスをすることもあります。
ふだんはあまり意識することはないかと思いますが、歌手の歌声を聞く際に呼吸にも耳を傾けてみましょう。
歌詞を覚える
歌うたびに歌詞をいちいち読んでいては、感情表現の妨げになることはおわかりですよね。
プロの歌手が歌詞を読みながら歌っていないように、自身もまた表現者としてしっかりと覚えましょう。
歌詞の覚え方のコツを知りたい人は↓の記事をお読みください。
歌詞を理解する
ただ覚えるだけでなく、どういう意味の詞なのかも理解しておきましょう。
歌詞の意味を理解するコツについては次に解説しています。
歌の表現力を最速で確実にモノにする方法
もしあなたが、もっとちゃんと表現力を身につけたいと思っているのなら、その最善・最良の方法はやはりプロに指導してもらうことです。
特にこの記事を読んで、今まで意識できていなかったことがあるのならば、プロに直接教えてもらえれば必ずそれ以上の得るものがあります。
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