――そう思っているあなたの悩みを解決するのが、この記事です。
①キーが合わない3つの原因と対処法
②好きな曲の最高音一覧
③自分の声の音域を調べる方法
④原曲キーで歌えるテクニック
このような記事の流れになっています。
好きな場所から読んでいただいてかまいませんが、順に読むことをオススメします。
「この世で一番わかりやすい音楽メディア」がコンセプトです
「今までできなかったことが、できるようになった!」
そう言ってくれる仲間の一人に、あなたもぜひなってください!
キーが合わない3つの原因と対処法
曲の音域が高すぎる【ほぼこれが原因】
自分の出せる声の範囲に対して、曲の音域が高いために歌いづらいケースです。
特にサビや曲の最高音付近になってくると高い音が出せずに苦しくなってきて、音程が合わなくなります。
まずは3~4キーほど下げてみましょう。
曲の音域が低すぎる【たまにある】
その逆に、自分の出せる声の範囲に対して曲の音域が低い方向へズレているために歌いづらいケースです。
メロの部分などで音程が合わなくなることが多く、また声量もほとんど出ない傾向にあります。
まずは2~3キーほど下げてみましょう。
地声と裏声の境目の音(換声点)が連発する【原因不明のときの正体】
一方、「特別高いわけでも低いわけでもないのになぜか歌いづらい曲」というのがあります。その正体がこちら。
特に発声がしっかりしている人や、ある程度歌い慣れていて高音もそこそこ出る人がこの壁にぶち当たる傾向にあります。
もう少し掘り下げると、「この曲は地声で出すにはやや高くてしんどいけれど、別に出せないことはない。裏声でなら余裕で出せる。自分は地声も裏声も使いこなせていて切り替えもしっかりとできる」くらいの人に立ちはだかる壁です。
曲の雰囲気に合わせて、「最高音付近が裏声の性質に合うならキーを上げる」「地声の性質に合うならキーを下げる」で調節しましょう。
ですが、あなたはもうミックスボイスを習得する土台ができているため、いっそのことマスターしてはどうでしょうか。そうすればもう地声や裏声の切り替えに悩まされず、自由に歌うことができます。
曲の最高音を調べる方法
「そもそも歌いたい曲の音程や最高音がわからない」ケースがあるかと思います。
そういう場合には、音域.comを見てみましょう。
自分の歌いたいアーティストをクリックすると曲の一覧が表示され、「フレーズのどこが最高音なのか」「それがどのくらいの高さなのか」を見ることができます。
参考までに、男性の場合は「hiA」表記より高い音はかなりキツいです。女性の場合は「hiD」表記より高い音がキツいです。
ちなみにレミオロメンの「粉雪」の、「こなあああああああ」の部分がhiA。
自分の声の音域を調べる方法
自分の声の音域を調べるには、下記のような無料アプリをインストールすることで簡単にわかります。
どうしても原曲キーで歌い上げたい場合の対処法
「キーが自分に合ってないのはわかっている! でも、どうしても原曲キーで歌いたいんだ!!」という方は、ミックスボイスを習得する以外ありません。
ミックスボイスの解説については下記の記事にて行っていますので、ご覧ください。
これをマスターすれば、男性でも女性ボーカル曲を難なく歌うことができるようになります。もちろん女性も、声の高さが原因で歌えない曲はほぼなくなります。